型押し革でショルダーバッグをつくる
ショルダーバッグ_step-3
ショルダーパーツのつくりかた・・・その2
次はショルダーベルトのつくり方です。
- つくり方はマジック三つ編みという編み方
- 1本のベルトの長手方向に切り込みを2本入れて両端が繋がった3本のベルトをつくり
- それを編みながら、ひねって、くぐらせて、こねくり回しながらつくっていきます
- このベルトは本体と同じ革を表裏に使い、
- それだけでは貧弱なので間に床革を挟んで接着〜縁ミシンで補強〜
- コバの着色〜磨き〜着色〜磨き〜着色〜磨き・・・とつくり方に手間がかかっています
- エンド部分は、細くして本体のループに通し、カシメで留めて完了
- 革の場合、こういう力のかかる部分のつくり方としては、ミシンよりもカシメの方が強度があるんですヨ
- 布とは違う特性です
なぜ、このつくり方「マジック三つ編み」にしたかというと、一言で言えば端の処理をいかにすっきりさせるかですね。
よく見る市販の編み込みベルトを使ったバッグは、単純に三つ編みした物を丸カンに通したパーツで挟み込んで、ミシンかけてカシメでガンガン止めた物が多いです、効率重視なんでしょうね、きっと。