道具制作マイブーム!
今度はスリッカー
革小物や、革の持ち手等のパーツを作るとき、革のコバ仕上げが必要です。
普段は木製の丸いやつ
こんなやつ使ってたんですが、いまいちしっくりこないので最近出番も少なくなってきた。
ここの所は100均で買ったツボ押し棒を加工して使ったりしていたけど、これもいまいち。
あと、材料屋さん等でよく見かけるのがこのプラスチックのやつですが、
食わず嫌いかもしれないけれど、プラスチックというだけで拒否反応が・・・
あとは使ったことないこのスティック上の物。
レザー本などでは著者の方が使っていたり、素材もこの画像の様な白木っぽいものから
高級品の黒檀の物まであって、いつかは使ってみたいと思っていました。
ということで、最近の道具制作マイブームのKIKIとしては、やっぱり作りたくなってきた。
材料はやはり木端かな
前回レーシングポニーを作った端材がまだあるなぁ・・・
あの材料は築80年以上経っているお屋敷の解体現場からいただいて来たフローリング材
中にはかなり硬いものがあったのでそれをつかいましょう!
早速、材料を大まかな形にノコで切り出して、カンナでざっくり仕上げました
溝は丸の金ヤスリを使用
ここから磨いて磨いて、ツルツルにしないと革に傷が付いたら台無しなので、ひたすらサンドペーパー磨きました。
完成!
どうでしょう?いい感じになったでしょ
左側にあるのが元の木端です。
磨いたあとは一度水拭きして乾いたら蜜蝋を塗りこんで手でコネ回して擦り込んで
後は革でも磨いてみました。もちろん溝のなかも完璧です
なんで二本あるかというと、やはりナチュラル系の仕上げと、黒や茶色の仕上げ様とわけないとね。
せっかく作るなら二本つくっちゃえと張り切りました。
先っちょも思いの外いい感じになってます。
木目の出方も綺麗で、目ハジキ塗装したような、綺麗な目が出てきました。
多分磨いた時の粉が目に入り込んで、それがミツロウで閉じ込められたのではないかな・・・
溝は革のコバにミツロウ塗って磨いてます。エッジはもう少しゆるくてもいいかもしれない
のちのち改良します。
今日のところは、これで完成
使い込むともっといい色になっていくでしょう